男女の考えの違い

女性が性暴力を受けた時
心に大きな傷が残ってしまう事が多いよね。
誰にも言えず、一生一人で傷を引きずってしまう場合もあるよね。

ある女性(仮にA子さんとします)の話(実話)なんだけど・・・
A子さんは小さい頃から義父に性暴力を受けてたの。
キスをされたり、胸を触られたり・・・。

自分の体は汚れてしまった・・・
誰も私を好きになったりするわけがない。
自分は誰からも愛される資格がない。

そう思って、心にトラウマを抱えたまま成長したA子さんは
ある日、唯一信頼をおける男性の友達に
そのことを思い切って相談したそうです。

ところがね、
彼の答えにこそ、「性の違い」を実感させられたそうです。

「もう何年も前の話だし、それにA子はオトナになったんだし
 今更思い出して泣くほどたいしたことじゃないと思うよ!」

たいしたことじゃない???
A子さんにとっては、人格形成に影響するくらい「たいした事!」だよね。
現に今だって、それがトラウマになってるんだから・・・

でもね、彼の意見は、男性からすると尤もなんだそうですね・・・。
たいていの男性は、男の性に対しての思いはそういうものなんだそうです。

彼が小さい時
自分の性器を義母に弄ばれたとしても、たいしたことじゃないよなぁ。
って彼は思ったんです。

彼は、「男の身体へ、性的イタズラを受ける」と仮定してしか
考えられなかったわけです。

彼の答えには、受入れる性(女性)と放出する性(男性)の違いが
はっきりと出てしまっています。

多くの男性は、
受け止める性(女性)の心と体を理解しがたいものなのね・・・。

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