愛液の役割(受精するために!)

普段、普通の時に膣内の体液を舐めれば、酸っぱいはずです。
これは膣内に住むデーデルライン桿菌という乳酸菌の仕業なんですねぇ。
これが乳酸を作り出して膣内をph3.5程度という強酸性に保っているんです。
よく、女性の膣のにおいを
「ヨーグルトみたい!」とか「チーズくさい!」とか言う人がいるけど
これも、その乳酸のせいなんですね〜。

さてさて、セックスは生殖行為。
受精させる為には、精子を殺さずに卵子まで到達させないといけませんね。
精子は酸性度の強い膣内環境の中では、死んでしまいます。

そこで登場するのが愛液!
愛液は膣内の酸性度を薄める役割をするんですね。
だから、たくさん出れば出るほど
アルカリ性の精液が卵子に到着する確率が高まって
妊娠しやすくなるんです。

それに、精子が卵子まで行き着くには、
勢いよく泳いでいかなければなりません。
カラカラの状態ではスムーズに泳げません。
愛液は精子を泳がせるプールの役目も果たします。

ところで、オーガズムに達する前の女性の膣内は
膨らんだような形になります。(バルーン現象)
膨らんだ後にオーガズムに達し
すると今度は膣がギューっと収縮しますよね。
これは膣内に射精された精子を外に逃がさないようにするためなのです。

ちゃんと一連の動作が”生殖のため”になってるんですねー。

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